行の用語集

  1. 残存口数ざんぞんくちすう

    信託財産として残っている受益証券の総口数です。
    設定された通算の受益証券の口数から、解約された通算の口数を差し引いて算出されます。
    残存口数が約款で定められた一定数を下回った場合、繰り上げて償還を向かえることがあります。

  2. 資産担保証券しさんたんぽしょうけん

    企業が保有する資産(債権や不動産など)から隔てて、その資産から算出される現金流量(キャッシュフロー)を原資として証券化したもので、企業から資産が分離されているため、投資家は対象資産の信用力に投資することができます。
    キャッシュフローが生じる、住宅・自動車ローン、リース債権なども資産担保証券とし証券化が可能です。

  3. 私募投資信託しぼとうししんたく

    機関投資家や49名以下の投資家などの少人数に販売することを目的に組成された投資信託のことです。

  4. 収益調整金しゅうえきちょうせいきん

    追加型株式投資信託において、新規の受益者が投資信託を購入したことによって、既存の受益者が受け取れる分配金が減少しないように、投資信託財産を計理処理する際に使う特有の勘定科目のことです。

  5. 償還しょうかん

    投資信託の信託期間(運用)の終了時や債券の満期日に受益者に金銭が返還されることです。

  6. 償還金しょうかんきん

    投資信託の信託期間(運用)が終了したときに受益者に返還される金銭のことです。

  7. 信託期間しんたくきかん

    投資信託の設定日から償還日までの期間のことです。

  8. 信託財産しんたくざいさん

    投資信託が保有している資産のことをいいます。
    信託財産は信託銀行に預けられ、運用会社からの指示によって売買されます。

  9. 信託財産留保額しんたくざいさんりゅうほがく

    信託期間の途中に投資信託を換金した場合に徴収する金額のことです。
    信託財産留保金を徴収しなければ、これらの手数料は残存する受益者が負担することになるので不公平が生じることから、これを回避するために徴収されます。かかる費用については目論見書で確認することができ、なかには徴収されない投資信託もあります。

  10. 信託報酬しんたくほうしゅう

    投資信託の運用・管理の対価として投資信託財産から支払われる費用のことです。運用管理費用(信託報酬)は信託財産から日々差し引かれますので、投資家は、投資信託を保有している期間は、間接的にその費用を負担していることになります。
    その割合および金額は交付目論見書や運用報告書の運用管理費用(信託報酬)の項目に記載されています。

  11. 信託約款しんたくやっかん

    信託約款とは、投資信託の契約について具体的な内容を定めたもので、投資信託委託会社と受託会社との間で締結されます。なお、契約内容は目論見書に記載されています。

  12. 時価総額じかそうがく

    時価総額とは、上場株式をある時点の株価で評価した場合、どのくらいの金額になっているかを表したものです。個々の上場銘柄についてみれば、株式市場が株価を通じて評価したその企業の株主持分の時価価値の総額であり、また、全部の上場銘柄を集約したものは、株式市場の規模を表すもので、国際比較にもよく利用される指標です。
    個別の銘柄の時価額は、各銘柄の株価にその上場株式数を乗じたもので、市場全体の時価総額は、各銘柄の時価額を合計して求められます。

  13. 受益者じゅえきしゃ

    投資信託の保有者のことで、保有者は受益権を保持しています。
    受益権の口数に応じて、収益分配金・償還金の請求権や買取・解約の請求権といった権利を保有しています。

  14. 受益証券じゅえきしょうけん

    契約型投資信託における、投資信託の保有者である受益者の受益権を表わす証券のことです。
    現在は投資信託振替制度が導入されており、投資信託の受益証券はペーパーレス化されているので、実際には口座管理機関等の振替口座簿上で管理されています。

  15. 受託会社じゅたくがいしゃ

    信託財産を保管・管理する銀行のことで受託会社は信託会社または信託業務を営む銀行としています。

  16. 受託者責任じゅたくしゃせきにん

    受託者である信託銀行や運用会社などが、投資信託を購入した受益者に対して果たすべき責任や義務のことです。

  17. 純資産総額じゅんしさんそうがく

    投資信託に組入れられている株式や公社債等をすべて時価評価し、債券の利息や株式の配当金などの収入を加えた資産総額からファンドの運用に必要な費用などのコストを差し引いたものです。

  18. 上場投資信託じょうじょうとうししんたく

    証券取引所に上場している投資信託のことで、株の売買と同じように証券会社を通して取引ができます。また、指値注文や成行注文での発注も可能です。

  19. スポット型投資信託すぽっとがたとうししんたく

    経済状況や市況等を考慮してタイムリーに設定される単位型投資信託のことです。当初設定される期間(当初募集期間)にのみ購入でき、運用開始後は、追加購入ができません。

  20. 請求目論見書せいきゅうもくろみしょ

    目論見書には「交付目論見書」と「請求目論見書」の2種類があります。

    請求目論見書は、投資家が請求した場合に、交付することが義務付けられている目論見書のことで、投資信託についての詳細な情報が記載されています。請求目論見書には委託会社(運用会社)が金融庁に届出る有価証券届出書の第三部「ファンド(投資法人)の詳細情報」と同じ内容が記載されています。

    なお、有価証券届出書は金融庁の提供するEDINET(Electronic Disclosure for Investors’ NETwork=金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム)のサイトを利用すれば、誰でも閲覧することが可能です。

  21. 設定日せっていび

    投資信託の運用がスタートする日のことです。
    追加型投資信託の場合は追加の資金が流入するたびにその資金の分についての運用がスタートするので追加設定ということになります。